職場の人間関係がストレスに! 孤立せずに良好な関係を築くコツは?

社会人のほとんどの方は職場に何らかの悩みを持っています。中でも多いのは人間関係に関する悩みです。人間関係が悪化すると自分だけでなく職場にも悪影響があります。ストレスのない生活をするためにも、職場の人間関係についてしっかりと考えることが大切です。そこで、今回は職場の人間関係に関する悩みとその解決方法をご紹介します。

  1. 職場の悩みNo.1は人間関係?! 職場における5つの悩みごととは?
  2. 職場の人間関係が与える影響は?
  3. 職場の人間関係を良好にするための3つの方法
  4. 職場の人間関係がもう限界! その場合はどうすればいいの?
  5. 職場の人間関係に関するQ&A

人間関係の悩みをため込んでいると鬱などの病気になる可能性もあります。この記事を活用してしっかりと解消させましょう。

1.職場の悩みNo.1は人間関係?!
職場における5つの悩みごととは?

まずは職場でどのような悩みがあるのかを挙げていきます。自分に当てはまるかどうかを確認してみましょう。

1-1.先輩や上司からしごかれる

特に体育会系の先輩や上司に多いのですが、後輩を「愛のムチ」「社会の洗礼」などという言葉で必要以上のしごきを正当化することがあります。とはいえ、しごき自体が一概に悪いこととはいえません。たとえば、自衛隊では重さ数十キロの荷物を背負って山中を不眠不休で移動する訓練もありますが、これは実戦で少しでも生存確率を上げるための訓練です。また、建設現場など、少しのミスが大きな事故につながるような職場ではしごきが人を救うこともあります。その一方で、先輩や上司のストレス発散のためだけに行われる不要なしごきがあるのも実情です。

1-2.仲間はずれにされる・イジメられる

一人だけ飲み会や打ち上げなどに呼ばれなかったり、仕事の足を引っ張るような陰湿なイジメをされたりして悩んでいる方も多いようです。特に上司などから嫌われると同僚も口を出せない空気になるので一番困ります。

1-3.残業問題

日本では入社時の残業の説明とはまったく実態の異なる企業がごまんとあります。中には残業を強制しておきながら、定時にタイムカードを打刻させるような悪質な企業も多いようです。残業問題は過労死のリスクもあることから、職場の悩みの中で最も深刻な問題といえます。

1-4.仕事のやり方が合わない

特に転職した方に多いのですが、ほかの同僚や上司のやり方が気に入らず不満をため込む方は多いと思います。もちろん、相手に合わせるべき場面もありますが、時には法律的にグレーなことをしているケースもあり、そのような場合には特にストレスになりやすいでしょう。

1-5.理不尽なことをいわれる・命令される

たとえば、絶対に達成できないようなノルマを達成しろといわれたり、自分の仕事とは関係ないことを求められたり、知識のない上役から見当外れな指摘をされたりするのはとても腹が立ちますですよね。1度や2度なら我慢もできますが、これが日常化してしまうと大きなストレスになります。転職の大きな理由として挙げる人も珍しくはありません。

2.職場の人間関係が
与える影響は?

人間関係の良しあしは仕事に大きな影響を与えます。どんな影響があるのかを押さえておきましょう。

2-1.仕事の効率性やクオリティ

人間関係が円滑でなければ効率の良い仕事もクオリティの高い仕事もできません。たとえば、F1を戦っているホンダはマクラーレンとチームを組んでいた際に両社のスタッフの人間関係が破綻したことがあります。チーム内での情報共有は行われず、足の引っ張り合いをするような状態となりました。結果、最下位争いしかできない最悪のシーズンを過ごしたホンダは、あわや撤退という所にまで追い詰められたのです。その後、新たにチームを組んだレッドブルとは円滑な関係ができており、現在ホンダは3強の一角としてトップ争いをしています。世界に名をとどろかす技術力を持つ大企業のエンジニアたちであっても、人間関係が円滑でお互いに信頼感がなければ十分な仕事をすることができないのです。

2-2.精神的・肉体的なストレス

人間関係の不和は精神的にも肉体的にもストレスとなります。精神や肉体が健全でなければ体調にも大きな悪影響があるでしょう。鬱患者には職場での人間関係が原因で発症した方も非常に多くいます。また、人間関係が原因で自殺や傷害などを起こすケースも後を絶ちません。

2-3.良好な人間関係の重要性

会社には今後何十年も勤める可能性が高いわけですから、人間関係が崩れれば人生を台無しにしてしまいます。学生時代は人間関係がこじれても数年我慢すれば「卒業」がありましたが、会社ではとても遠い未来です。楽しい人生を歩んでいくためにも、職場における人間関係が良いことは重要といえます。

3.職場の人間関係を
良好にするための3つの方法

実はいくつかのコツを押さえておくことで、人間関係を良好にすることができます。ぜひ、実践してみてくださいね。

3-1.身だしなみに気を付ける

会社勤めしてるとついつい身だしなみに無頓着になってはいませんか。女性は男性の身だしなみに敏感です。髪がぼさぼさだったり1日ぐらいならと風呂に入らなかったり、口臭や体臭がきつかったり、このような細かい部分が積み重なって周りの社員に嫌われてしまうケースがあります。このような場合は身だしなみをきっちりとするだけで人間関係が解決するかもしれませんよ。

3-2.返報性の法則を利用する

返報性の法則とは、人は何か施しを受けると借りを返したくなってしまう心理学の法則をいいます。つまり、相手のために何か良いことをしてあげると、相手も自分に対して良いことをしてあげたくなるということですね。この返報性の法則の優れた点は、好感度がほとんど影響しないという所にあります。つまり、現時点で嫌われていたとしても効果があるということです。むしろ、嫌いな相手だからこそ借りを返しておきたいと思う部分もあるでしょう。こつこつと周りのためになるようなことを続けていると、次第に相手もあなたに対する印象も変わってくるはずです。

3-3.ハロー効果を活用する

ハロー効果も心理学の用語で、人が誰かを評価するとき、その人の特徴的な部分に引きずられてしまう現象のことです。たとえば、優しい顔をしているだけで性格が良さそうに思えたり、警察官というだけで信頼できる人に感じたり、太っている人は自己管理ができなさそうに見えたりするのもハロー効果が影響しています。つまり、人はその人の外見や肩書きなどで評価してしまいがちなのです。
しかし、言い換えれば周りの印象は自分で変えることが可能ということになります。周りからどう思われたいのかをイメージし、それに合わせた言動と格好を心がけるようにしていきましょう。

4.職場の人間関係がもう限界!
その場合はどうすればいいの?

改善しようと努力してもうまくいくとは限りません。かといって、我慢するにも限界があるでしょう。この項ではそんなときにすべきことをご紹介します。

4-1.相談はどこににすればいい?

信頼できる上司や同僚がいれば、まず過去の人たちに相談するのが良いでしょう。孤立状態で相談できない場合には、まずは家族や友人に相談してみてください。共感してもらうだけでも心理的な負担を軽減することにつながります。もしかしたら具体的な解決策が見つかるかもしれません。それも無理なら、インターネットのSNSやYahoo!知恵袋・OKWAVEなどのナレッジコミュニティーで相談するのも良いでしょう。カウンセラーを頼る手もあります。相談先はたくさんありますから、一人でため込まずに相談することが大切です。

4-2.転職・異動申請などを視野に入れよう

解決策がどうしても見つからないようであれば、転職や異動申請を視野に入れるのも一つの手です。なぜ他人のせいに転職や異動をしなければいけないんだ、と不満に思う方もいらっしゃるでしょう。しかし、我慢したまま定年まで続けることは困難です。であるなら、早いうちに見切りを付けてしまったほうがはるかに有意義といえます。思いきって転職や異動申請をしてみましょう。

4-3.転職のコツ

転職は基本的に難しいものです。特に今の会社と同レベル、あるいは上のレベルに転職するのは非常に難しいといわざるを得ません。ですから、ある程度の妥協を視野に入れておくことが重要です。ただし、実績があるならば話は別でしょう。特許を開発したり大きなプロジェクトを成功させたりした方なら、今よりも良い待遇で転職できるケースもあります。
また、最近はメジャーになりましたが、転職エージェントを活用することも重要です。自分だけでは思いも付かないようなオファーがあるかもしれません。

4-4.転職時に注意したいこと

真っ先に挙げられるのはできれば退職してから転職すべきだということです。在職中に転職活動をすることも可能ですが、活動時間が限られますし、面接日の都合を合わせることも難しいでしょう。また、すぐに就職できる人材を求めている会社の場合は採用見送りになってしまうことが多いので、選択の幅が狭まります。もちろん、退職してからの転職はギャンブル的な要素もあるため、安全をとるなら在職しながら転職活動をすべきです。自分に合ったほうを選んでください。
また、とても重要なことですが、休憩時間だからといって会社のパソコンで企業を探したりすることはやめましょう。会社のパソコンは監視されているので、場合によっては情報をキャッチされてトラブルになることがあります。

5.職場の人間関係に関するQ&A

最後に、職場の人間関係に関して良く寄せられる質問とその回答をご紹介します。

Q.転職や異動をした後に気を付けるべきことは何でしょうか
A.せっかく転職したり異動したりしても、その先でも同じように人間関係の失敗をしてしまえば本末転倒です。なぜ人間関係が失敗したのかを客観的に考察し、同じようにならないように対策をするようにしましょう。今回ご紹介した返報性の法則やハロー効果などもうまく活用してくださいね。

Q.人間関係に悩む割合に男女差はあるのでしょうか?
A.さほど大きな差はありませんが、女性よりも男性のほうがストレスに弱いといわれています。そのため、比較的男性のほうが悩んでいる方は多いでしょう。

Q.どんなに努力しても人間関係がうまくいきません
A.どうしても人間関係がうまくいかない人は、1度病院にいってみるのも一つの手です。たとえば、ADHDという障害を持っていると単純なミスなどを繰り返してしまったり、人と上手にコミュニケーションがとれなかったりします。しかし、ADHDは薬を飲むことで症状を改善させることが可能なので、医師に相談すれば人間関係の問題も解決するかもしれません。ほかにも、アスペルガー障害など、人間関係のトラブルの原因となる障害はいくつもあります。自分に障害があるかもしれないと考えるのはつらいことですが、怖がらずに診断を受けてみることが大切です。

Q.パワハラやセクハラにはどうやって対処すべきでしょうか
A.まずは信頼できる同僚や上司に相談してみることが大切です。相談できる人間が職場にいない場合は、家族としっかり話し合い、状況に応じて弁護士に相談してください。

Q.異性の同僚との人間関係はどうやって構築すれば良いのでしょうか
A.重要なことは自分の性別の考え方に当てはめた言動をしないことです。たとえば、よかれと思った男性の褒め言葉で傷付く女性もいますし、女性からすればフォローするつもりの慰め⾔葉が男性のプライドを傷付けることもあります。異性のことを本などで研究したりして、言動に注意することが大切です。

まとめ

職場は人生と一緒に歩んでいく場所です。職場の人間関係は人生を楽しいものにもつらいものにも変えてしまいます。ですから、悩みをそのままにはせず、しっかりと解消しておくことが重要です。場合によっては転職や異動なども視野に入れておくべきでしょう。今回ご紹介した情報を参考にして、ぜひ良好な職場環境を作り上げてくださいね。

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