結婚して後悔する理由を男女別に解説! 後悔しないためにできること

「幸せな結婚生活を送りたい」と思っている方にぜひ知っておいてほしいのが、結婚して後悔する理由です。今婚活を頑張っている方やこれから結婚しようと思っている方にとっては、あまり聞きたくない内容かもしれません。けれども、きちんと結婚して後悔する理由を把握しておけば、より幸せな結婚生活を送ることができるでしょう。

本記事では、結婚で後悔する理由を男女別に紹介します。また、後悔しないために事前にチェックしておきたいことについても解説しましょう。

  1. 結婚して後悔する女性はどのくらい?
  2. 女性が結婚で後悔する理由
  3. 男性が結婚で後悔する理由
  4. 後悔しないために事前にチェックしておくことは?
  5. 結婚に関してよくある質問

この記事を読むことで、結婚で後悔しないために気をつけるべきことが分かります。気になっている方はぜひ参考にしてください。

1.結婚して後悔する女性はどのくらい?

果たして、結婚して後悔する女性はどのくらいいるのでしょうか。

1-1.半分以上もの女性が後悔している!?

結婚や結婚式に関する研究などを行っているブライダル総研の調査結果によると、「自分が望んで離婚した」と離婚した女性の半分が回答していました。また、マイナビウーマンが行った調査によると、結婚に後悔したことがあるという方は3人に1人という結果が出たという発表があります。これらのデータから、結婚して後悔する女性は結構多いことが分かるでしょう。また、昨今の離婚率が上昇しているのも、結婚して後悔するさまざまな原因が関係しているといえます。けれども、結婚を決意したすべての女性が後悔しているわけではありません。なぜ結婚に後悔をしているのかが分かれば、幸せな結婚生活を送り続けることができるでしょう。

1-2.焦って結婚するほど後悔しやすい

「旦那選びを間違えた」「結婚しなければよかったかも」と後悔している女性の多くは、焦って結婚してしまったところがあります。婚活業界では、お見合い結婚の離婚率が低いことが定評になっており、じっくりと相手選びに時間をかけるほど結婚に満足している人が多いのです。後ほど、結婚で後悔する理由について男女別に分けて具体的に説明します。なぜ焦る気持ちが強いほど結婚してから後悔するのか、ぜひチェックしてください。

2.女性が結婚で後悔する理由

ここでは、女性が結婚で後悔する理由をチェックしていきましょう。

2-1.結婚してから判明した夫の浮気癖

結婚してから一緒に生活するようになり、夫の嫌な部分が顕著に表れてきたため、結婚に後悔してしまう女性が多い傾向にあります。夫の嫌な部分は人によって感じ方が異なりますが、最も多いのは浮気癖です。結婚前は「一生愛し続ける」といっていたのに、結婚してから帰りが遅くなったり休日は出張で出かけたりと、ほかの異性と浮気をしていたことが判明したというケースがあります。結婚した後で夫の浮気癖を知り、悩みの種になってしまうのです。

2-2.夫の稼ぎが少ない

結婚すれば、いずれ相手との間に子どもが生まれ、生活し続けるためのお金を工面しなければなりません。結婚に後悔している女性の中には、夫の稼ぎが少ないことが原因で貧乏生活を送っている人がいます。独身のころは稼ぎがある人のように見えたのに、結婚してからフタを開けてみると夫の稼ぎが少ないことが判明したのです。また、転職ばかりをくり返しては収入が安定しないケースも、結婚に後悔の気持ちを抱かせる原因となっています。

2-3.夫がマザコンで姑との折り合いが悪い

結婚をすると、夫の両親や親族と交流する機会も増えます。そこで、夫側の親族と折り合いが悪かったり、夫がマザコンだったり、なかなかうまく交流ができず、「結婚しなければよかった」と後悔するケースです。結婚してから夫がマザコンだと知り、いつも姑の意見ばかり尊重する夫にイライラする人もいます。夫がいつも自分の母親と一緒にいると、自分が何のためにいるのか存在意識を見失いそうになってしまうのです。

2-4.子どもに対する考え方の違い

結婚すれば、子どものことについて考える機会が増えると思いますが、子どもに対する考え方の違いで結婚に後悔してしまうケースもあります。特に、女性は子どもが産めるタイムリミットがあるため、晩婚であるほど焦ってしまうでしょう。しかし、男性側に子どもを作る意思がなければ、なかなか子どもを作ることができません。子どもに対する考え方の違いは、今後の関係にもヒビが入る原因になってしまう恐れがあります。

3.男性が結婚で後悔する理由

ここでは、男性が結婚で後悔する理由をいくつか紹介します。

3-1.生活の自由度がなくなった

男性は自分の趣味や友人たちと遊ぶ自由な時間を欲する人が多い傾向があります。そのため、結婚すると自分の自由な時間がなくなってしまい、「結婚しなければよかった」と後悔するケースが多いのでしょう。平日は仕事で時間を潰されてしまうからこそ、休日は家族で過ごす時間だけでなく、自分の自由な時間も過ごしたい気持ちがあるようです。また、妻から束縛されればされるほど、結婚に後悔することになるでしょう。

3-2.結婚後の態度が一変した

「結婚する前はかわいかったのに」「結婚してから自分に対する当たりが強くなった」など、妻の態度が一変してしまったと結婚を後悔するケースも増えています。女性は育児・ご近所の付き合い問題・ママ友問題などさまざまな壁に立ち向かわなければなりません。その際に感じるストレスを、つい夫に八つ当たりしてしまいがちです。夫が家事や育児を手伝ってくれないとイライラしてしまいがちですが、どうすれば進んで手伝ってくれるのか考えることも大切でしょう。

3-3.自分の親と不仲

結婚して幸せな生活を送るはずだったのに、自分の親と不仲な妻の姿を見て「結婚しなければよかった」と後悔するケースもあります。妻の肩を持てば自分の親に不満をいわれ、親の肩を持てば妻に不満をいわれるなど、妻と親の板挟みになってしまうのです。親族で集まったり、親の家に行ったりするたびに、心苦しい気持ちになり結婚に後悔をするケースがあります。

3-4.性の不一致

男性と女性の性の不一致によって、結婚に後悔することもあります。男性は本能的に自分の子孫を残したいという気持ちがあるため、性生活に積極的でしょう。自分は育児や家事で疲れていてなかなか相手の気持ちを汲(く)み取ってあげられないことからすれ違いが起き、男性が「結婚しなければよかった」と後悔してしまうのです。また、男性側が意欲的ではなく、女性の性欲が持て余ってしまうケースもあります。

4.後悔しないために事前にチェックしておくことは?

では、結婚に後悔しないために、事前にチェックしておきたいことを解説します。

4-1.価値観の違いが許容範囲か

結婚前に、ぜひチェックしてほしいのが、価値観の違いが自分にとっての許容範囲かどうかです。価値観が同じか相手を知るたびにチェックするのはもちろん、たとえ違いがあったとしても、その違いが自分の許容範囲であれば問題ありません。人の価値観はルーツに宿っているため、できれば、相手が過ごした家庭に行き、家族と会っておくことをおすすめします。お互いの親に会っておけば、将来のイメージも具体的に膨らませることができるでしょう。

4-2.家族のあり方や子どもに対する考え方を共有する

どのような家庭を築き上げていきたいのか・子どもはすぐに作るのか・作らない場合はいつ作るのかなど、家族のあり方や子どもに対する考え方をチェックすることも大切です。お互いに計画が違っていても、共有し合うことができれば、理想の家庭を築き上げることができるでしょう。自分の年齢を考えながら、出産を軸にしたライフプランも話し合うことが大切です。

4-3.仕事に対する考え方も要チェック!

結婚をしたら仕事を辞めて専業主婦になるのか・そのまま仕事を続けるのかなど、相手が妻にどのようなことを求めているのかチェックすることも大切です。まずは、結婚後も働きたいのか・結婚したら家庭に入りたいのか、自分の気持ちを相手に伝えましょう。きちんと自分の気持ちを伝えることができれば、結婚後の後悔も生まれにくくなります。また、平日と休日に仕事と家庭どちらを優先するのか、時間の配分もチェックしておきたいポイントです。

4-4.結婚前に決めておきたい家計の分担

結婚後の後悔を生み出さないためにも、結婚前に家庭の分担はチェックしておきたいポイントです。特に、結婚してもお互いに仕事を続ける場合は、どちらがご飯を作るのか・洗濯や掃除の分担はどうするのか話し合ってください。共働きの家庭が増えているからこそ、2人の収入をどのように使っていくのかも大切なポイントです。たとえば、食費や光熱費は妻、家賃や住宅ローンは夫に分担する・共通の通帳に生活費を半分ずつ入れるなど、やり方はたくさんあります。

4-5.自然体で接することができるか

一緒にいて自然体で接することができるかも、結婚前にチェックしておきたいポイントです。相手と一緒に過ごしているとき、あなたは無理をしていないでしょうか。本当の気持ちが伝えられなかったり、相手のペースに合わせすぎてしまったり……、そのまま結婚してしまうと心理的な壁が生まれてしまいます。ありのままの自分を受け入れてくれる相手との結婚が、本音で語り合えるようになるでしょう。素の自分を出すことで、一心同体のように感じられるはずです。

5.結婚に関してよくある質問

結婚に関する質問を5つピックアップしてみました。

Q.結婚について話し合う前に決めておきたいことは?
A.自分がどのような結婚生活を送りたいのか、自分自身に問いかけることです。そして、意中の相手がどのような結婚生活を理想としているのかも、しっかりとリサーチしておくといいでしょう。相手のリサーチと自分のアプローチのくり返しによって、お互いをより理解し合うことができるのです。

Q.浮気癖を結婚前に確かめる方法は?
A.本人に尋ねるのは少し不安なところがあると思うので、共通の友人や知人に相談してみるといいかもしれません。相手がどのような異性関係を築いているのか・ほかにどのような異性と交流しているのかなど、探りを入れてみましょう。また、浮気しやすい男性は、飽きっぽくて新しいもの好き・誰にでもやさしく振る舞う・さみしがり屋な傾向があります。

Q.理想にこだわるのはよくないのか?
A.こんな結婚生活を送りたいというこだわりがあると思いますが、理想に囚(とら)われすぎるのはよくありません。理想どおりに進まなかったり、実現できなかったりしたときに、後悔の感情が湧き出てしまうからです。結婚生活は山あり谷ありですし、順風満帆に進み続けることは稀(まれ)なケースだと思っておきましょう。

Q.円満な結婚生活を続けるコツは?
A.相手の嫌な面や欠点さえも受け入れられる器を持つことです。長時間一緒にいて生活をするほど、相手の嫌な面が顕著に表れ始めるでしょう。その嫌な面でも受け入れられるようになれば、気にすることなく円満な結婚生活を送ることができます。だからこそ、結婚前に相手の欠点が自分にとって許容範囲かどうか確認するのも大切です。

Q.結婚後、離婚を避けるために心がけておきたいことは?
A.相手を思いやる姿勢を忘れないことです。たとえ、夫が育児や家事に非協力的であったとしても、自分から相手を思いやる姿勢を見せていけば、相手も妻を思いやりたいという気持ちになります。それでも改善してくれないなら、話し合いの機会を持つことも大切です。お互いのイライラが爆発する前に、ちゃんと話し合いをする場を設けてください。本音で語り合うことができれば、イライラも解消でき、信頼関係も強まるでしょう。

まとめ

価値観・仕事や将来に対する考え方の違いなど、結婚して後悔する理由は人によってさまざまです。男性は妻の怠慢や節句巣レスなどが原因で結婚に後悔する人が多いのですが、女性は浮気癖がある・金づかいが荒い・稼ぎが少ないなどが原因で離婚に後悔をしています。人生を大きく左右する結婚だからこそ、後悔のないよう相手選びはじっくりと時間をかけたいものです。焦って結婚するほど後悔しやすい傾向にあるため、きちんと自分の将来のこと・子どものことなどを考えながら結婚相手を選んでくださいね。

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