「いつまでも夫婦円満に暮らしたい」と願っていても、「旦那が浮気をしてしまった」というケースは珍しくありません。「旦那が浮気をしないか心配。何とかして防止したい」と思っている人もいるでしょう。人の心を縛ることはできません。しかし、浮気防止のために妻ができることはあります。
今回は、旦那の浮気を防止するためにできることをお紹介しましょう。
この記事を読めば、旦那が浮気をしている場合の対処法を紹介します。旦那の浮気を防止したいと考えている人は、ぜひ読んでみてくださいね。
1.旦那の浮気は妻よりも多い
はじめに、旦那が浮気をする割合や、旦那が浮気をする理由などを紹介します。
1-1.旦那は妻よりも浮気をしやすい
相模ゴム工業が2013年に実施したニッポンのセックスという調査によると、既婚者のうち21.3%が浮気の経験があるという結果が出ました。男女別でみると、男性は26.9%、女性が16.3%が浮気の経験があるそうです。つまり、旦那のほうが妻よりも浮気をしやすいという結果が出ています。
1-2.旦那の浮気に世間は寛容
「浮気は男の甲斐性」という言葉があるように、世間は妻の浮気には厳しい反面、旦那の浮気には比較的寛容な傾向にあります。そのため、誘惑があればそれに乗ってしまう男性も多いことでしょう。また、浮気をしても「妻なら許してくれる」と甘えている男性も珍しくありません。
1-3.家庭が安らかでも旦那は浮気をする
男性は女性に比べて冒険心が強いといわれています。そのため、夫婦円満で家庭が穏やかだと刺激を求めて浮気をする旦那もいるでしょう。また、結婚してから年月が経ち、夫婦の会話が少なくなったり夫婦で過ごす時間が減ったりしても、浮気するケースがあります。
1-4.家に居場所がないと思ったとき旦那は浮気をする
子どもが生まれ、妻がその世話にかかりきりになると旦那は家に居場所がないと感じてしまうことがあります。また、仕事が忙しくて家にいる時間が少なくなっても、家に居場所がなくなって疎外感を覚える旦那もいるでしょう。その結果、浮気をしてしまう人もいます。
1-5.男としての自信を保ちたくて浮気をする
年を取るにつれて、体力や気力が衰えがちになります。若い人と比べて劣等感を覚える男性もいるでしょう。そんなとき、「男性としての自信を取り戻すため」に浮気をする男性もいます。
2.旦那の浮気を防止する方法
この項では、旦那の浮気を防止する方法を紹介します。
2-1.浮気をすれば家庭が壊れることを知ってもらう
浮気する旦那の多くが、相手の女性に本気になっているわけではありません。安らかな家庭があるからこそ、スリルを求めて浮気をします。ですから、浮気をするリスクをしっかりと知ってもらうことで、浮気を防止することができるでしょう。たとえば、雑談の中ででも、浮気をするリスクやペナルティを話せば浮気を防止することができるかもしれません。
2-2.子育ての情報は夫婦で共有する
子どもの世話は、小さいほど母親が中心となります。父親が何も手を出せないでいると、家庭の中で居場所がなくなることもあるでしょう。旦那にも子どもの世話をしてもらうのはもちろんのこと、子どもに関する情報も共有しましょう。
2-3.努めて夫婦の時間を持つ
結婚して時間がたつほど、どうしても恋人のころのような激しい愛情は湧きにくくなります。お互いが「空気のような存在」になってしまうこともあるでしょう。それを防ぐために、努めて夫婦の時間を持ちましょう。一緒に趣味を楽しんだりするのもおすすめです。
2-4.夫婦関係は努力で成り立っていると理解してもらう
20年ほど前までは、旦那に離婚されると妻は経済的に困窮するケースが多く、旦那に浮気されても我慢する妻が珍しくありませんでした。しかし、今は共働きの夫婦が大半です。旦那が浮気すれば、迷わず離婚する妻も多いことでしょう。ですから、夫婦はお互いの努力と思いやりで成り立っていると旦那に理解してもらうことが大切です。たとえば、妻が精神的にも経済的にも旦那なしでもやっていけることが分かってもらえれば、浮気するリスクも分かってもらえるでしょう。
3.旦那の浮気が疑われる場合の対処方法
この項では、旦那が浮気をしているかどうかを確かめる方法や対処方法を紹介します。
3-1.浮気をしているかもしれないと思った場合は証拠をつかむ
旦那が浮気をしているかもしれないと思ったら、証拠をつかみましょう。感情的に問いつめるのは逆効果です。浮気の証拠は、スマホの中、レシート、キャッシュカードの履歴などからつかむことができます。また、残業や休日出勤を浮気の隠れ蓑にしている場合は、給与明細を見れば嘘をついているかどうかが分かるでしょう。
3-2.探偵業者に依頼すると確実な証拠がつかめる
浮気をしている確実な証拠をつかみ、慰謝料を請求したり有利な条件で離婚したりしたい場合は、探偵業者に依頼してもいいでしょう。探偵業者に依頼すれば、以下のようなことが分かります。
- 浮気相手の素性(住所氏名や勤め先など)
- 浮気している頻度や場所
なお、浮気をしている証拠はラブホテルに出入りしている写真です。また、浮気相手の家や自宅に長時間頻繁に出入りしている場合も、浮気をしていると認められます。
3-3.再構築か離婚かを決めてから弁護士に相談する
旦那の浮気を我慢するメリットは何もありません。夫婦の財産が使いこまれる危険もあります。ですから、もう一度夫婦としてやり直すにせよ、離婚を選択するにせよ、まずは話し合いをしましょう。ちなみに、離婚しなくても夫と浮気相手の両方に慰謝料を請求できる場合があります。なお、話し合いは夫婦だけで行うとこじれやすいので、弁護士に同席してもらうといいでしょう。弁護士に同席してもらえれば、話し合いや慰謝料の請求もスムーズに行きます。
4.旦那の浮気防止に関するよくある質問
この項では、旦那の浮気防止に関する質問を紹介します。
Q.相手の女性と一度だけ会っただけでは浮気にはならないと聞きました。
A.浮気は同一の人物と継続的に行うことを指します。ですから、一度だけ肉体関係を結び、二度と会わない場合は浮気とはいえません。
Q.浮気相手の女性には無条件で慰謝料を請求できますか?
A.いいえ。旦那が既婚者であることを黙っていた場合、相手の女性は結婚前提で交際していたと主張することもできるため、慰謝料を請求できない可能性があるでしょう。
Q.旦那の浮気防止にいつもきれいでいることは効果がありますか?
A.一定の効果は期待できますが、それでも浮気する人はいるでしょう。
Q.浮気の確たる証拠があるのに浮気と認められない例はありますか?
A.長期間別居しているなど、夫婦関係が破たんしていると判断された場合、浮気とは認められないことがあるでしょう。
Q.浮気ぐせがある男は結婚したら落ち着きますか?
A.必ずしも落ち着くとは限りません。ただ、相手が浮気を辞めると宣言して結婚したら、信じてあげましょう。
まとめ
今回は、旦那の浮気を防止する方法について紹介しました。男は女より浮気しやすく、なおかつそれが許される風潮があります。浮気防止のためには、優しく接するだけでなく、時には厳しく接することも大切です。